こんにちは
もりした整骨院 院長の茂木です
お子さんが朝起きれなくてお悩みの方
それは起立性調節障害かもしれません。
起立性調節障害(OD)とは、自律神経の働きが乱れることで、
立ち上がったときに血圧や脈がうまく調整できず、 体がついてこない状態をいいます。
特に 小学校高学年〜中学生に多い体のトラブルで、 朝がつらく学校に行けなくなるなど、
生活に大きく影響することがあります。
自律神経は「血圧」「脈」「体温調整」 などを自動でコントロールしています。
これがうまく働かなくなると、 体にさまざまな不調が出てしまうのです。
〇こんなお悩みありませんか?
・朝起きようとしても体が重く、布団から出られない
・立ち上がるとふらふらする・めまいがする
・動き始めると気分が悪くなる
・午前中は不調、午後になると少し楽になる
・学校に行きたいのに、朝の不調で行けない
・病院で異常はないと言われたが、体調が安定しない
もしこのような状態が続いている場合、 起立性調節障害の可能性があります。
〇起立性調節障害の主な症状
・朝起きられない
・めまい・立ちくらみ
・倦怠感・だるさ
・頭痛
・動悸・息苦しさ
・食欲不振
・イライラ・集中力低下
・天気や気温で体調が左右される
「怠けている」「気持ちの問題」ではなく、
自律神経の不調による“体の問題”です。
〇どうしたら良くなるのか?
起立性調節障害は、
自律神経のバランスが整ってくると改善していく症状です。
① 姿勢・骨格のゆがみを整える
自律神経は背骨の周りを通っています。
猫背・反り腰・姿勢の崩れがあると、
自律神経が乱れやすく、体の調整力が弱まります。
整骨院では姿勢を整えることで、
自律神経が働きやすい環境をつくることができます。
② 呼吸の改善
浅い呼吸が続くと、自律神経は緊張し続けてしまいます。
胸郭や肋骨の動きをよくする施術により、
深く楽な呼吸ができるようになり、
リラックス状態(副交感神経)が働きやすくなります。
③ 生活習慣の改善
・朝日を浴びる
・水分・塩分をしっかりとる
・寝る前のスマホを控える
・食事のリズムを整える
このようなアドバイスも改善を後押しします。
起立性調節障害は決して「怠け」ではなく、
自律神経がうまく働かないことで起こる身体の問題です。
適切なケアを行い、生活習慣を整えていくことで、
少しずつ回復していきます。
「朝が起きられない」「めまいが続く」などでお悩みの方は、
一度ご相談ください。








